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進化するがん治療ついて学ぶ

校区社会教育推進委員会(山本毅文会長)主催の「まなびーや」第2回は、上宇部みまもり隊隊長として子どもたちも慕われ活躍中の原卓司さん(10-3区)を講師に「先進医療・陽子線による最新がん治療」と題し、がん細胞のメカニズムや最新の治療方法について、地域住民20人の参加で開催された。原さんは、鹿児島県指宿市にある「メディポリス国際陽子線治療センター」のアドバイザーとして現役で従事されている。がん治療に利用される放射線は、X線、ガンマ線などの「光子線」と、陽子線、重粒子線などの「粒子線」の2つがあり、X線は、がんを通過するため健康な組織にも照射してしまうが、陽子線は、がん細胞の位置を狙ってピンポイントに照射でき体へのダメージがほとんどない。多くの症例や普段目にする機会のない体内でのがん細胞の写真、わかりやすい図解による講話で、参加者は最新のがん知識を深めた。次回は、1月23日(土)「初心者のためのウクレレ教室」を上宇部中学校で行う予定。